心暖まるヒーリングアニメーション「ARIA The NATURAL」のキャプ有り感想です。
今回の原作はサブタイトルからも想像できるとおり、ARIA 第5巻 Navigation23 「流星群の夜」をメインとして、ARIA 第2巻 Navigation08 「星の謳声」をミックスしたものとなっています。
「星の謳声」からはきのこ鍋のシーンくらいしか出てきてないのかな。
原作どおり、藍華ちゃんがアル君にらぶらぶなお話もあります。恋愛要素の薄いARIAの中で、唯一とも言えるらぶらぶです。
暁さんはなんとなく除外。アリシアさんへの感情は恋愛というよりも憧れに近いと、勝手に判断w
さて、でっかい問題が……。公式に掲載されている第3話のあらすじと、実際の内容が違うという奇怪なアクシデントです。以下に公式からあらすじを転載。
第3話「その 流星群の夜に…」
それは、よく晴れた日でした。
ゴンドラの修業中、灯里たちはひとりで歩いているアルを見つけます。
でも、アルはなんだか気分が悪そう。
どうやら、久しぶりに太陽の強い光にあたり、めまいを起こしてしまったようです。
3人に介抱してもらい元気になったアルは、そのお礼にと「きのこ鍋屋」に誘います。
その後、アルを見送ろうと地下世界の入り口まで行った灯里は、そこで不思議な音を聞きます。
その高く澄んだ音の正体とは…。
どこがどう違うか書いてみますと――。
まず、歩いているアル君を見つけません。アル君が灯里達に声をかけます。アル君は気分が悪そうになりません。3人に介抱もしてもらいません。地下世界の入り口にも行きませんし、不思議な音も聞きません。
つまり、きのこ鍋屋に行くということ意外はデタラメですね。このあらすじだと「星の謳声」がメインのような感じです。
なんでこんなことになっているのか解りませんが、何日か経っても修正されていないのが気になります。
そんなわけで、ARIA The NATURAL 第03話 「その 流星群の夜に…」の感想を簡単に――。
◆ 前半 ◆
藍華「ポニ男がだらしないから寒いんじゃないの?」
季節は冬。寒さでガチガチになって肩が凝っている藍華ちゃん。アリスちゃんは肩もみをしてあげてます。
気温のことを調べようとお天気ボタンをクリックすると、流星群の動画が表示される灯里パソコン。いったいどうなってるんでしょうか。
アリス「先輩方、流星群がなんで見られるのか知っていますか?」
灯里「ほへ? どういうこと?」
藍華「星がいっぱい流れるからじゃないの?」
アリス「以前本で見たんですけど、宇宙で塵となって漂う隕石が重力で……えー、重力で……重力で……」
アル「重力のことでお悩みですか?」
でっかく出たアリスちゃんですが、とんだドジっ娘です。
アリスちゃんのピンチに駆け付けたアル君。藍華ちゃんが「流星群について色々教えてよ」なんて言い出しても、笑顔で快諾。これが年上の貫禄ってやつですね。
ちなみに、アル君は19歳。藍華ちゃんは16歳みたいです。
食べながら話そうと、昼食に誘うアル君。藍華ちゃん照れまくりです。
あと、アリア社長はヨダレ垂らしてしっぽ振りまくりです。
案内されて付いた先はきのこ鍋屋。若くないとかレトロな感じとか言われてます。
灯里とアリア社長は問答無用で喜んでいます。
あと、アリア社長にやけすぎ。
きのこ鍋を使ったりして重力のお話をしてくれるアル君。説明に使おうとした舞茸を藍華ちゃんに電光石火の早業で奪われます。みんな食べることに専念しています。
きのこ鍋も食べ終わり、帰ろうとするアル君を、流星群を一緒に見ないかと誘う藍華ちゃん。
灯里が暁さんやウッディさんも誘おうと言うと、あっさり却下。アリスちゃんにアル君だけでっかいひいきだとか言われると、必死に誤魔化します。
そんな恋愛モード発動中の藍華の熱意が伝わり、アル君を交えての流星群観賞会が行われることとなりました。やったね藍華ちゃん!
◆ 後半 ◆
アル君「お二人とも、よかったら僕たちだけのベストスポットを探しに行きませんか?」
窓を鏡の代わりにしたり、笑顔を作ってみたり、恋する乙女モード全開の藍華ちゃん。背後に灯里が立っていて「ぎゃーーーっ!」と叫んだり。
アリスちゃんは原作どおり、おねむでリタイアです。かわゆい……。
いつの間にか隣にアル君が立っていて「ぎゃーーーっ!」と叫んだり。
アル君の提案で流星群を素敵に見られるベストスポット探しにでかける幸せ探検隊。さすが年上、なかなかナイスなことを提案してくれます。
恥ずかしいセリフ禁止したり、オヤジギャグを真に受けたりしながら、一行は進みます。
その途中で見せるアル君のさりげない優しさにどぎまぎする藍華ちゃん。ほんとにらぶらぶ〜。
例の如く、姫社長にいいところを見せようと頑張るアリア社長ですが、これまた例の如く撃沈。アリア社長の儚い恋が実る日は来るのでしょうか。
灯里「ずんたかぽこてん ずんたかぽーん♪」
暗くてちょっち恐い道も歌えば大丈夫。我らが灯里の素敵ワールド発動です。
突然ベストスポットを発見したという藍華ちゃん。それはなんと屋根の上。乗り気じゃない灯里達を説得し、昇ります。
藍華ちゃんに「下見るんじゃないわよ〜」って言われて、下を見る灯里とアリア社長。恐くて思わずはしごにガシっと捕まります。
そして、昇った先には――。
アル君に「まさに絶景ってやつですね」と言わせるほどの景色が広がっていました。藍華ちゃんの見立ては大正解です。
静かな夜の中、流れ星が降り出します。
そうそうと、昼間の話の続きを話しだすアル君。
流れ星を作り出しているのは空気と重力。アル君のおかげでもあるわけですね。そんなわけで、アル君の暮らす地下世界もちょこっと映っています。
星を眺めていると、いつの間にか灯里がいなくなっていました。つまりアル君と二人きり。どうってことないと思ってもドキドキしちゃったり。もう、恋愛パワー全開です。
そんな風に意識しているうちに、夜空一面に流れ星。綺麗ですね〜。
灯里が藍華ちゃんを気遣って席を外したわけではないでしょうね。灯里はそういうのに鈍感という感じがしますw
藍華「何かちょっぴりわかるかも、隕石の気持ち。アクアに魅入った最後、勝手にひきよせられて、勝手に燃え尽きちゃう。何か、バッカみたいよねー」
アル君に魅入ってしまった藍華ちゃんの自嘲でしょうか。勝手に引き寄せられて、勝手に燃え尽きちゃうと……。なんとも考えさせられるセリフです。
いなくなっていた灯里や社長達と合流し、帰路に就きます。
そこでアル君が、先ほどの藍華のセリフに応えます。
アル「そうだ藍華さん。言い忘れてたんですけど。稀にですが、流れ星になった隕石は、燃え尽きることなく、アクアまで辿り着くこともあるんですよ」
うんうん。がんばれ藍華ちゃん! 燃え尽きることなく辿り着くことを応援させていただきますw
◆ 次回予告 ◆
次回は「その ネオ・ヴェネツィア色の心は…」です。
郵便屋さんがメインのお話、ARIA 第5巻 Navigation21 「郵便屋さん」が中心となりそうですね。次回も楽しみです。
◆ 雑記 ◆
まず、遅くなってしまったことにお詫びを。学校が始まっていることもあり、なかなか思うように書き進めませんでした。
ハルヒやうたわれの感想も溜まっていますね。明日はハルヒ、明後日までにうたわれの感想をアップしたいと思います。
いつもなら、読ませていただいた記事にはトラックバックを送らせてもらってるのですが、今日はもう他のブログ様の感想記事を読む時間がありません。また後日、改めてトラックバックを送らせていただくこととなりそうです。
他のブログ様の感想記事を読むのは、楽しみの一つですのでw
それでは、このブログを訪れてくださった訪問者の皆様に、無上の感謝を、ここに。